はじめてこのブログを訪れてくださった方は、このブログのタイトルが示すとおり、それなりにデジカメ歴が長い方が多いと思う。
ご存じのとおり、ここ十数年でデジタルカメラ業界は大きく変貌した。
コンパクトデジタルカメラとデジタル一眼レフカメラの栄枯盛衰、ミラーレスカメラの登場、カシオやミノルタ、オリンパスなど大手カメラメーカーの撤退、コロナ禍に端を発した半導体部品の価格高騰及び部材不足による世界的な高価格化と品薄現象など、枚挙に暇がないほど様々な出来事があった時代だ。
カメラ業界において、起こることのほぼすべてがここ十数年のうちに起きたのかと思うほど沢山の出来事があり、貴重な時代なのだと感じる。
僕は長く産業用のカメラ業界に身を置いてきた。そのため、一般の方とは少し違った目線でカメラを見ていると思う。
現在の僕はカメラ初心者ではないが、上級者とも言えない微妙な位置に立っている。
初めて購入したデジタルカメラはCASIOのQV-30であり、デジタルカメラ歴だけは一人前のため、多少ひねくれた考えが意図せず文面に現れるかも知れないが、僕個人のブログの上で僕自身の考えを述べたものであるため、こんなことを考えている奴もいるのかとご容赦いただきたい。
ここは、そんな僕がカメラや写真についての考えや感じた事柄を記録していくブログである。